【税理士試験】計算で稼ぐ!財務諸表論編の受験体験記
こんにちは。足立区北千住の税理士根岸です。
今回は、令和4年に受験した税理士試験の財務諸表論の受験体験記について書こうと思います。
税理士試験受験科目「財務諸表論」とは?
簿記論と同様、税理士試験の必須科目である会計科目の一つです。
問題は計算問題と理論問題の50点ずつで構成されており、計算問題では簿記の知識が、理論問題では企業会計原則や会計基準などの企業会計のルールに関する知識が問われます。
計算問題は簿記論の知識がベースとなる
財務諸表論の計算問題は簿記論のような奇問難問は少なく、基本に沿った問題が多いため、簿記論経験者であれば比較的スムーズに学習を進めることができると思います。私は簿記論は独学で勉強し、その後資格の大原のWeb通信を受講し始めたのですが、計算問題はあまり苦労しませんでした。毎月行われる大原の答練では常に上位10%台をキープしていたと思います。
比較的合格しやすいと言われている財務諸表論ですが、近年では本試験の合格率が8%の年が出てくるなど少し傾向が変わってきているかもしれませんね。
最大の壁:会計理論の覚えにくさとその乗り越え方
財務諸表論の理論暗記は税法の暗記とは違う覚えにくさがある
財務諸表論の理論暗記は、税法科目の理論暗記とはまったく異なります。企業会計原則や会計基準は抽象的な表現が多く、意味も理解せずに丸暗記しようとすると頭に入りません。私は当時、本質を理解せずにすべて丸暗記しようとしていたので、この財務諸表論の理論問題は後半まで苦手意識が抜けずとても苦労しました。
丸暗記するのではなくキーワードで、計算で稼ぐという割り切りも重要
財務諸表論の理論は、文章を丸暗記しようとするよりも重要なキーワードを押さえるという学習が効率的だと思います。また、計算問題で点数を稼いで理論問題の基礎問題を取りこぼさず取るという戦略も有効です。本試験では予備校で習ったことのないような問題も出題されるので、計算問題に比べて理論問題はかなり点数が取りにくいように思います。私が受験した年は収益認識基準の問題が出て、自信をもって解答できる問題がほとんどなく本番中に冷や汗をかきました。もちろんその受験年にもよるのですが、「理論は最低限、計算で稼ぐ」という割り切りも重要だと思いました。
当日の手応えと合否を分けたポイント
財務諸表論は理論問題への苦手意識が最後までどうしても抜けず、本試験でも理論問題はあまり時間をかけず、この年ボリュームの多かった計算問題で点数を稼いでなんとか合格することができました。会計科目の中では簿記論ほど癖がないので、比較的合格しやすい科目ではあると思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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この記事の監修・執筆者
根岸税理士事務所
税理士 根岸 峻佑
登録番号:第156008号
所属:東京税理士会足立支部
freee認定アドバイザー
東京都足立区の北千住で税理士事務所を営んでいます。
30代半ばに地方公務員を辞め、4年の期間を経て税理士に転身しました。プライベートでは小学生と保育園児の娘を育てる2児の父です。
当ブログでは、freee会計を活用した記帳・経理業務の効率化や税務会計に関するお役立ち情報を発信しています。
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