こんにちは。足立区北千住の税理士根岸です。
今回は、令和4年に財務諸表論と同時受験した税理士試験の国税徴収法の受験体験記について書こうと思います。
私の税理士試験受験歴について
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国税徴収法とは?
税金が滞納された場合に、国がどのようにしてその税金を徴収するかの手続きを定めた法律です。この科目の特徴は計算項目がほぼなく、理論問題のみで構成されています。いわゆる「ミニ税法」として近年人気があり、税法の選択必須科目である所得税法よりも受験者数が多い科目です。理論暗記が得意な人は科目選択を考える際に有力な選択肢となるでしょう。
なぜ初めての税法科目に国税徴収法を選んだのか
国税徴収法は財務諸表論と同じ年に受験しています。財務諸表論の計算項目が簿記論と被っている部分が多くあり、学習スケジュール的に多少余裕があるだろうと思い税法科目との2科目同時受験を決めました。
税法科目の中でも比較的ボリュームが少なく、また、理論問題のみの構成という点で財務諸表論受験との相性が良さそうだと思ったこと、税法の理論暗記に早く触れておき学習法を確立させておきたいと思ったことが国税徴収法を選択した大きな理由です。
最大の壁:理論の覚えにくさとその乗り越え方
国税徴収法の理論は覚えにくい
国税徴収法の理論暗記はとっつきにくく、暗記が得意な私でも覚えるのにとても苦労しました。
他の税法科目は計算問題の出題があり、計算項目で学習する内容を理論項目にリンクできる部分が必ずあります。国税徴収法は手続法である特性上、ただひたすら手続きに関する規定を暗記していく必要があります。私は初めての税法受験ということもあり、いくら読んでも書いても頭に入らずかなりの苦戦を強いられることになりました。
暗記のコツ:手続きの状況をイメージしながら覚える
資格の大原の講師から言われたことは、理論をただ丸暗記しようとするのではなく、その手続きの流れや状況をイメージしながら覚えるようにということでした。たとえば、徴収手続きには「督促→財産調査→差押え→換価→配当」といった流れがあります。そのイメージが湧くように講義で色々な話を補足していただいたので、本試験の2か月前頃からようやく理論が頭に入ってくる感覚が出てきました。
当日の手応えと合否を分けたポイント
この年の本試験は出題された問題が非常に簡単で、時間内に問題が解き終わり、見直しをする時間までありました。予備校が示す合格ボーダーラインがかなり高く、自己採点でギリギリ届いてはいたものの合格発表までずっと不安な気持ちでした。結果、合格。出題頻度が高いものをピックアップして学習していたことでなんとか合格することができましたが、実力的には合格レベルには達していなかったと思います。この年の問題との相性に助けられました。
税理士試験の税法科目の選択に関しては、実務のことを考えれば法人税法・所得税法・消費税法・相続税法のいわゆる国税4法の中から3科目を選択するのが良いとは思いますが、受験戦略的にいわゆるミニ税法を選択するのもありかとは思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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