【税理士試験】消費税法の受験体験記

こんにちは。足立区北千住の税理士根岸です。

今回は、令和5年に受験した税理士試験の消費税法の受験体験記について書こうと思います。

私の税理士試験受験歴

iPadでの勉強方法

目次

消費税法とは?

消費税は国内での商品の販売やサービスの提供に対して課される税金であり、消費税法はその課税対象や納税義務者、税額の計算方法などを定めています。国民にとって最も身近な税金であり、税理士にとっても実務で最も多く取り扱う税法であると言えるでしょう。受験者数が最も多い税法科目であり、大学院による税法科目免除を考えている方にも受験科目として最もおすすめできる科目です。税理士が賠償請求される事案で最も多いのが消費税に関するものなので、消費税法に関する知識は税理士として必須になります。

本試験では理論問題と計算問題が50点ずつ出題されます。

消費税法合格のポイント

理論は事例問題も抜かりなく

決して計算問題を疎かにするということではありませんが、税理士試験の税法科目で特に重要なのは理論問題だと思っています。理論暗記は一夜漬けでできるものではなく、日々のコツコツとした積み重ねが力となりますので、ここをしっかりやるだけで他の受験生と差をつけることができます。

私の受験当時よりもインボイス制度の影響で今はボリュームが増えているとは思いますが、それでも消費税法の理論に関しては法人税法などと比べればそこまでボリュームが多くないので、問題集や答練などを通じて事例形式の問題にもしっかり対応できるような準備が必要となるでしょう。

計算は納税義務と課税区分の判定が大事

計算問題は、最初の納税義務判定をミスした時点で合格がかなり難しくなります。個別問題や総合問題、答練などで様々なパターンの問題に触れ、すべて正答できるようにしておくべきでしょう。ちなみに私が受験した令和5年は納税義務を判定する問題は出題されませんでした。

消費税法はとにかく時間との勝負のため、課税取引の区分についても迷わずに瞬時に判定できるようにならないと合格は厳しいものになるでしょう。総合問題をたくさん解くうちに自分なりの解き方ができてくると思います。数をこなすことが大事です。

最大の壁:プライベートや体調面で色々なことが重なる

二女が5月に誕生

直前期の5月に二女が誕生し、出産後は妻と二女が里帰りをしたため7月上旬まで長女と二人暮らしになりました。平日は仕事が終わった後に長女を保育園に迎えに行き、習い事の付き添いや夕飯の準備をこなし、長女が寝た後に勉強をするという日々でした。義実家は板橋区にあり、週末は板橋区と自宅がある八潮市を車で往復しており、忙しすぎてこのころの記憶があまりありません。とにかくスキマ時間があればiPadで教材を開いていました。

本試験1か月前に新型コロナウイルスに感染

本試験の1か月前に新型コロナウイルスに感染し、頭痛がひどく3日間ベッドから動けませんでした。さすがにこの時ばかりは仕事を休んで寝るしかなく、勉強は一切できませんでしたのでとても焦りました。

そんな中でも消費税法の勉強は楽しかった

色々と大変なことが重なった年ではありますが、1年間を通じて学習意欲を高く維持しながら進めることができました。前年に受験した国税徴収法に比べて日々の業務で取り扱う知識を多く学べるため、税理士事務所で働きながら勉強をしていたこともあり、1番楽しく勉強できた科目だと思います。税理士事務所に勤務している方は特に相乗効果を感じることができると思います。

当日の手応えと合否を分けたポイント

本試験は計算問題でのミスが多かったのですが理論問題の出来は比較的良く、予備校の示すボーダーラインにも乗っていました。出題頻度が低いとされるものも含めてすべての理論を暗記していけたので理論問題には自信がありました。結果、合格。消費税法に合格できたことは実務を行っていくうえでも一つ大きな自信となりました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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