【税理士試験】ギリギリで1発合格した法人税法の受験体験記

こんにちは。足立区北千住の税理士根岸です。

今回は、令和6年に受験した税理士試験の法人税法の受験体験記について書こうと思います。
税理士試験受験体験記については、今回が最後となります。

目次

法人税法とは?

法人税は法人(株式会社など)が事業活動で得た所得に対して課される税金であり、法人税法はその課税対象や納税義務者、税額の計算方法などを定めています。税理士試験の税法科目の中で最もボリュームが多いと言われる科目です。

法人税法は消費税法と同様に実務で多く取り扱う税法であり、法人の顧問先を持つ税理士にとっては必須の知識と言えるでしょう。

本試験では理論問題と計算問題が50点ずつ出題されます。

最大の壁:圧倒的なボリュームの乗り越え方

とにかく学習ボリュームに圧倒される

法人税法は他の税法科目と比べても計算・理論ともに圧倒的に学習ボリュームが多い科目です。

私は資格の大原のWeb通信講座を受講していましたが、この科目に関しては週2回講義があります。既に合格していた消費税法と国税徴収法の講義は週1回なので働きながらの学習でもなんとかなった部分がありましたが、この科目に関しては週2回毎回理論暗記の宿題が出され、計算で覚えるべき項目も山のようにあり、その量をこなせないうちにあっという間に次の講義が配信されるといった感じになっていました。税理士業界の繁忙期も重なり、年明けから徐々に自分が講義についていけなくなるのを感じました。

合格のために思い切って退職、試験専念

法人税法は今まで経験してきた4科目とは別格で、このまま働きながら受験しても合格するのは難しいのではないかと感じるようになりました。最後の5科目目をこの1年でどうにか合格したいという強い思いがあったので、この年の4月で当時勤務していた税理士法人を退職し、試験までの約4か月間を受験に専念するという決断をします。今思えばとても思い切った決断をしたと思いますが、結果的に合格には必要な選択だったと思います。あのままずるずる働きながら受験をしていたら、今も税理士になれていなかったかもしれません。

専念後はもう逃げ道はありませんので、とにかくやるしかありません。遅れをとっていた予備校の講義を毎日しっかりこなし、本試験が近づくにつれて予備校の答練でも徐々に結果が出せるようになってきました。

当日の手応えと合否を分けたポイント

退職までして臨みましたが自分にプレッシャーをかけすぎたのか本試験当日の出来が悪く、自己採点をすると5科目目にして初めて予備校の示す合格ボーダーラインに届いていませんでした。初めての不合格を覚悟し、次年度の受験に向けて年内から動いていましたが、合格発表日にダメもとで官報を確認すると自分の受験番号が載っており、思わず声が出てしまいました。

合格できた要因としては法人税法の合格率が比較的高い年だったこと、他の受験生があまり書けていなかったと思われる出題頻度の低い理論を全部書けていたことが考えられます。予備校からCランクとされていた出題頻度の低い理論にも目を通していたのが功を奏しました。とにかく諦めずに頑張ってきてよかったなと思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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この記事の監修・執筆者

根岸税理士事務所
税理士 根岸 峻佑
登録番号:第156008号
所属:東京税理士会足立支部
freee認定アドバイザー

東京都足立区の北千住で税理士事務所を営んでいます。
30代半ばに地方公務員を辞め、4年の期間を経て税理士に転身しました。プライベートでは小学生と保育園児の娘を育てる2児の父です。
当ブログでは、freee会計を活用した記帳・経理業務の効率化や税務会計に関するお役立ち情報を発信しています。

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