こんにちは。足立区北千住の税理士根岸です。
今回は、私の税理士試験合格体験記について書こうと思います。
税理士になる方法は?
税理士になる方法はいくつかありますが、私が選んだのは税理士試験に5科目合格する、いわゆる「官報合格」という道でした。
税理士試験は、会計科目2科目(簿記論・財務諸表論)、税法科目3科目(選択必須の法人税法又は所得税法1科目+選択2科目)の合計5科目に合格する必要があります。一度に5科目全てに合格する必要はなく、1科目ずつ合格を積み重ねていくことが可能なため、社会人でも資格取得を目指しやすいという特徴があります。
このほか、大学院で修士論文を執筆することにより一部科目免除を受けることができるため、最近は5科目合格者よりもこの制度を利用して税理士になる方が多いようです。また、税務署に一定期間勤務すると一部科目免除を受けることができたり、弁護士・公認会計士の資格を持つ方は試験を受けずに税理士登録をすることが可能です。
実は科目免除を受けるために大学院を受験しようか悩んだ時期があります。結果、色々な事情が重なり受験することはなかったのですが、税理士試験を通じて消費税法と法人税法をしっかり勉強することができたので官報合格を目指して本当によかったなと思います。大学院への進学にも人脈の形成や判例研究などいろいろなメリットがあると聞きますので、ご自身の状況に応じて検討することをお勧めします。
私の受験歴
私が足立区役所を退職して税理士を目指し始めたのは34歳のときでした。

受験歴は次のとおりです。
4年目の法人税法受験前の4か月間だけ一時受験専念しましたが、それ以外はすべて税理士事務所に勤務しながら受験しました。3年目までは残業時間の比較的少ない事務所に勤務しており、試験勉強にかけられる時間が多かったため1度も不合格になることなくスムーズに合格しています。
ただ、結果だけ見ると順調に見えるかもしれませんが、仕事家事育児を並行しながらの勉強はとにかく隙間時間をすべて試験勉強に捧げる必要がありました。特に直前期は家事育児との両立はあまりできていなかったかもしれません。
ちなみに1年目の簿記論受験時は長女が4歳、3年目の消費税法受験時は5月に二女が誕生しています。税理士試験は8月に行われるため、特に二女が生まれた年の5月から8月は忙しすぎてほとんど記憶がありません笑
妻と二女が里帰りをしていた期間は長女と二人暮らしになり、習い事の付き添いや病院への送迎などをしながらなんとかこなしていました。
独学か予備校どちらが良いか?
簿記論だけは独学で、その他の4科目はすべて「資格の大原」のWeb通信講座を受講していました。特に税法科目は市販の教材にも限りがあり、資格の予備校(資格の大原、TACなど)の講座を受講した方が合格に近づくと思います。
通信と通学、どちらを選ぶかはその人の生活スタイルにもよると思いますが、私は長女の保育園の送迎などの対応があり決まった時間に受講することが難しかったため、すべて通信で受講していました。
勉強方法(iPadによる効率化など)
教材はすべてPDF化してiPadに入れて勉強していたので、どこに行くときも必ずバッグにiPadを入れて持ち歩いていました。この時期からペーパレスによる効率化にはこだわりがあり、現在の当事務所のfreee会計を活用した効率化サポートの原点にもなっているのかもしれません。
iPadでの勉強方法

色々な教材に手を出したくなりますが、基本的には予備校のカリキュラム通りに愚直にこなすことが合格の1番の近道だと思います。税理士試験に限らず資格試験の鉄則ですね。
最後に
税理士試験はよく「諦めずに努力すれば合格できる試験」と言われています。私個人としては、大変な試験なので努力すれば必ず合格できるとは言い切れないのですが、結局大事なことは税理士になりたいという気持ちをどれだけ持てるかだと思っています。心折れそうになることも多々ありますが結局は続けることができるかどうかが大事です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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